緑=割引前のCF・青=割引後の現在価値(同じ年に重ねて描く=緑の頭が出ている分が割引で消えた分)。
g が r 以上=収束しない。その列は発散の世界。g を r 未満に。
超える成長率が r 未満=これは収束する世界。r 以上に。
30年でも100年でも無限でも、値段はほとんど変わらない。将来のお金はほとんどタダで手に入る (遠い年ほど割引が先に潰すから。例外は発散=成長が割引に勝ち続ける仮定のときだけ)。
現実の市場のPERが一定の値に収まっているのは、今期の利益(GDP)に対してマネーサプライ(M2)が 有限なことによる限界の可能性——買うお金の総量に上限があるなら、長期で成長し続ける企業にも 理屈どおりの超高いPER(適正価格)はつけられない。
r より高く成長し続ける株は、適正価格も PER も ∞。でも市場が付ける株価は有限—— だからどんな値段でも理論上は安すぎる=r 超の成長が続く株を探すべきではないか
適正より安く買う(安全域)と、上乗せ = ディスカウント率 × (r−g)。 差の倍数だからインフレが触れない=ディスカウント分は常に実質の上乗せ (割安に買う=同じ円でより多くの取り分を手に入れる=量の話であって物価の話ではない。 実質リターン = r − インフレ + 上乗せ)。
r−g = CFを現在価値に戻す利率(CF÷(r−g))・利回り・1/PER。インフレが取られているから常に実質の値=実質利回り。 これは配当の口だけ=キャピタルゲイン g がこの上に乗って合計 r
リターン r の受け取り口は2つ
・配当 = r−g = 実質r − 実質g = 1/PER。引き算でインフレが取れる=名目が実質になる
・値上がり = g = 実質g + インフレ。インフレはここに住む=実質にするならここから引く
・合計 = r = 実質r + インフレ = 名目リターン。値上がりを足した瞬間にインフレが戻ってくる
成長ありの場合も成長なしの場合もどっちも名目リターンは割引率の r。
成長なしの場合は g=0 の場合としてみることができて、どちらも PER=1/(r−g) で一般化できる。
配当(CF)の利回りは 1/PER=r−g(実質利回り)。株価の利回りは CF の成長と連動して g。二つを合わせて r。
そう考えると全体の利回りは割引率の r で、成長があるとその分 g が増えてキャピタルゲインにリターンが移動してるっていう感じ。
そして成長率が割引率 r を超えると上限を超えている分のリターンが出てる。割引後の価格が収束せず適正株価が無限になる。
でも市場では無限の価格はつけることができない。だから常に割安になる。
| 年 | CF | 割る数 (1+r)t | 現在価値 | シェア | 累積 |
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| 年 | CF | 割る数 (1+r)t | 現在価値 | シェア | 累積 |
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| 年 | CF | 割る数 (1+r)t | 現在価値 | 前年比 | シェア(100年内) | 累積額 |
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毎年の利益は、利回りで比べて一番高い行き先へ流す。ハードルは r。優先順位:
1. 事業に再投資(ROIC が r を超えるとき)→ 回した分が g になる(g=留保×再投資の利回り)。r 未満なら g が生まれても値段が留保額より増えない=損
2. 自社株買い(株価が割安〜適正のとき)→ 今の株価で自社を買った時の利回り=適正なら r・割安ならそれ以上。税は売るまで繰り延べ=配当より得。割高なら禁止=¥100払って¥80を買う=3へ落とす
3. 配当 → 株主が使うか、よそで回すかを選ぶ(よそで稼げる率=それがそもそも r の定義)。受け取るたび課税=引かれた分は複利から抜ける
4. 金庫に現金で寝かせる → 最悪。0%でしか回らない=毎年 r ずつ機会損失
同じ利益を2回数えない=配当でもらうか、g として未来を太らせるか、どちらか一方。
表の丸め:表示だけ小数2桁(計算は丸めない)。成長なし・収束の合計は閉形式 CF÷r・CF÷(r−g) の正確な値。
発散は無限の合計が存在しないため、30年窓の正確な合計と上昇率 (g−r)/(1+r) を示す。
PERの縦棒は30年・100年・無限の3本=全ケース共通の縮尺(棒の中は下から1〜30年の縞・31〜100年・101年〜。
発散の無限は構成が定義できない=黄色1本+∞)。表は100年まで1年ずつ+「101年〜」の行。キャッシュフローのグラフは30年の窓。